オーダーメイド医療

 昨日のNHK総合TV番組で、傷病名が同じでも性別で投薬料や治療方法も異なる必要が在る(男女差医療)との放映が在った。

 このことは新型コロナウイルス感染症(COVID19)でも言われていたことで、男性の方が女性よりも重症化率や死亡率が高いと言うデータが世界各国で示されているのだ。

 その最大の要因は病原体を排除する免疫反応の強さに「性差が在る」ことと示されていて、免疫力に対する性ホルモンの影響、喫煙率や生活習慣病の有病率の違い、社会的環境の違い等様々な要因が示されているのだ。

 一方、感染防御反応、ワクチン接種後の抗体産生から自己免疫疾患に至るあらゆる免疫反応は、男性より女性の方が強く出る傾向が在る。

 僕の周辺でも男性よりも女性、特に若い女性に新型コロナウイルスワクチン接種後に体調の異変を訴える人が居たことは事実だ。

 又、男性は心筋梗塞を発症することが在るが、閉経前の女性が心筋梗塞を起こす可能性は稀(まれ)だと言う。  閉経後10年以上経ってから有病率が増え、75才を超えると急速に増加するそうだ。

心臓発作が原因の1年以内の死亡率は、男性が25%に対して女性は38%。

心臓発作から数週間以内に死亡する確率も、女性は男性の2倍。

女性が心臓病の症状を訴えても、症状が典型的では無い場合、誤診されてしまうケースが多いからでは無いか-と言われているが、日本姓差医学・医療学会では、性差を意識した医学・医療を学び、性差を含む個別性に配慮した医療を実践できる人材を養成することが社会ニーズである-と、2021年度に姓差医学・医療認定制度を立ち上げたと言う。

 我が町で町長及び町会議員選挙が行われたが、当選(再任)した町長は自分にプラスになることはやるタイプで、「埼玉医大と連携して(住民の)健康増進」と主張していたが、町長自身が医大に出向こうとも医大側はシャットアウトだが、住民が要請すれば当然受け入れる体制だ。

 その意味で、住民が積極的に医大側が求めるデータ集積に積極的に参加することを考える必要が在ろうし、医大の門前町として共存共栄を考える時期に来て居る。

 更に、町議会議員は公明党の2名が再選されたが、党の代弁者では在ろうが女性の代表では無いし、次回までに女性議員の立候補を仕掛ける必要が在る。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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