民放TV番組「羽鳥慎一モーニングショー」で、飼い主が「おやつ、食べる?」と聞くと、飼い犬の北海道犬「ゆき」が「食べる~」と応える映像を見た。
犬が鼻を振って放った音が、日本語の「食べる」に聞こえるのだ。
飼い主に由れば、
「1年前、娘にご飯を「食べる?食べない?」と聞いていたら、隣に座っていた飼い犬のユキが、突然『たべる~』と言ったので驚いた」
と言ったが、ドッグトレーナーに拠れば、
「人の言葉をまねしている訳では無く、おやつが欲しくて鼻を鳴らしたらおやつを呉れたので、この声を出すとおやつを呉れることは理解している」
とのことだった。
では、犬はヒトの言葉をどこまで理解するか-だが、カナダのダルハウジー大学の165頭の犬の飼い主を対象に、飼い主が犬に様々な単語を話し掛け、具体的且つ一貫した行動で反応を示した単語は、最大で215単語、最小でも15単語に反応。
90%以上の犬が反応を示した単語は、名前のほか「お座り」「おいで」「良い子(いいこ)」「待て」「だめ」「OK」などで、犬種によって差が在り、ボーダーコリーやジャーマンシェパードなどの牧草犬は、他の犬種より多くの単語に理解することが解った-
と言う。
犬も、左脳で単語を理解し、右脳でイントネーションに反応することも判明したと言う。
更に、ペットを飼うことで子供の呼吸器アレルギー発症のリスクが低下することも研究から判明できたと言う。
犬を飼っている家庭の子供は、卵、牛乳に対して、猫を飼っている家庭の子供は、卵、小麦、大豆に対してアレルギーを発症し難いことも、福島県立医科大学の研究から判明出来たと言う。
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