若竹碗

 春霖(しゅんりん)の中「山富貴」へ向かうと、信号も交差点も無い直線の県道で、警備員が交互通行の誘導をしていた。 

「自民党と公明党が推薦する現職議員の無投票」区と思われていた埼玉県議会議員西9区(毛呂山、越生、鳩山)に、突然立候補の届け出が在り選挙となったため、急遽ポスター掲示板の設置工事が行われていたからだ。

 コスト的に見れば「ムダ」と言わざるを得ず、「無投票」の良し悪し、「投票」の意義を理由にするので在れば、手段としても方法論としても「効果に期待が持てない」のだ。

町づくり、地域づくりは、地域を構成する住民の参加では在るが、構成する個々人の意思の集約なのだ。   「民主」主義を維持するために選挙制度が在るのだが、候補者の多くが「出したいヒト」では無く「出たいヒト」なのが問題だ-と言う意見が在るが、選ばれたリーダーの行政力に因って住民の生活が大きく異なるにも拘わらず、その様な経験の無い住民の「選挙」に対する意識・認識欠如が問題なのだ。

 この市民・住民の意識・認識修正は、本来行政マンの課題なのだが、当の行政マン自身が勉強不足、否、理解無く職務に着いているのが現状なのだ。

なので、行政マンから指導しなければならないのだ。

 さて、今日の昼飯だが、

何時ものように定位置のテーブルで新聞を読んでいると、イワタニさんが盆を運んで来た。

「田舎蕎麦」だったので新聞を畳み、盆を前に寄せ、先ずは盆から割り箸を取り上げ、割り箸の巻紙を切らずに外した。  巻紙は切るモノでは無く、横にづらして外すのが基本なのだ。

 食べていると店員さんが小さな盆を持って来て、「ワカタケ碗です」。

椀物なので蕎麦を食べるのを止めようかと思ったが、蕎麦の残量が少なかったので蕎麦食を続けた。

 碗を手元に寄せ蓋を開けると、

タケノコとワカメの澄まし汁だった。

そう言えば、昔通った鴻巣の蕎麦屋「いちい」では、3月に入ると京都から取り寄せたタケノコの天麩羅が出て来たナア・・・

孟宗竹の旬なのだが、今日いただいた筍は硬かったし、ワカメは新ワカメかどうか判らなかった。  デモ・・・、料金は1080円だったので、ご馳走さまでした。

 話変わって、

何気なく点けて置いたTV番組「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって」で、長野の木曽・新開の蕎麦屋「ZCOBO時香忘」が出て来た。

蕎麦麵が白と黒の2層になった「2色蕎麦」だったが、下ごしらえが大変で、一時期メニューから外していたのだが・・・




毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

0コメント

  • 1000 / 1000