抗議の死

 我が家の玄関の外側に、蟻が列をなして死んでいた。

そう言えば、蟻が玄関前を列をなして移動していたことを見た女房が一昨日、水を流して「蟻の掃除をした」と言っていた。

なので、「蟻が集団で死の抗議をしたんだぞ!」と女房に言ったのだが、散歩から帰宅すると玄関前は綺麗に掃除がされていた。

我が家の庭では、蟻の行列が数日前から在り、今頃の季節(雨季前)には良く見る光景なのだ。

ネットで見ると、蟻の名は「アミメ蟻」とのこと。

「日本全国に広く分布し、決まった巣を持たず、餌を求めて適宜集団移動するのが特徴で、林道や人家の庭などで集団移動しているのが見れる・・・。乾燥したところにはあまり出ず、湿気のある地上や樹上を徘徊してエサを探す」と在る。

確かに我が家の周辺は畑、しかも草が茂っていて、アミメ蟻には適地なのだろう。

アミメ蟻は、定住の巣を持たないので、雨が近づく(雨季になる)と雨水に影響されない場所を求めて集団移動をするのだそうで、(女房が流した水で)行列が断絶されて迷った蟻が(玄関前を)ウロウロ回り、疲れ果てて死んだのだろう。 将に、死の抗議なのだ。

 エルサレムに大使館を移転するばかりか、エルサレムをイスラエルの首都と認めたトランプ氏。

娘婿のジャレッド・クシュナーの意向を重視したのだ。

これまでの歴代大統領が「イスラエルとパレスチナの2国家共存」に努力して来たものを、あっさりと壊したトランプ。  大統領の在り方を十分認識出来ていない、権力を我が身に置く勘違いの困った大統領。  それでも「国民が選んだ」のだから、選んだ国民が喜べば良い-のではないだろう。「バカなおぼっちゃま」の歳でも無いだろうが、得てして社会的責任否、国際的責任をはき違えている「こまったちゃん」リーダーが時折出現するのだ。

蟻が何匹死のうが、トランプは気にもしないだろう。

 人間社会とはそんなものだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

0コメント

  • 1000 / 1000