極僅かでも

 プーチン体制下での逮捕される恐れから各地を転々とした後、アムステルダムに開設したスタジオからロシア国内に、「戦争を終わらせる責任が在る」と戦争の実態を映像化して発信を続けるロシア独立系メディア「ドーシチ(Dozhd,TV Rain)」の映像をBS1TV番組で見た。

 ロシア人やウクライナ人のスタッフで運営する動画投稿サイトYou Tubeを通じて配信していて、投稿者数は370万人以上でその半数以上がロシア国内の視聴者だそうだ。

 また、ロシアは現在でもYou Tubeの受信をブロックしていないため、若者や高学歴の人たちが視聴しているらしく、ウクライナ侵攻後高学歴の人たちの国外退去が目立ったと言う。

 今の日本は治安が良く他人を信じ易い国民性なのだろうか、リーダー批判をしても抵抗感が薄く事なかれ主義が蔓延しているのではないだろうか・・・

秘密警察が横行するプーチン体制下で、信頼出来る仲間でプーチンの側近から反体制派の政治家まで直接取材し、番組で独自の分析を紹介する「ドーシチ」。

プーチン政権に因る「事実の歪曲」に対峙する「ドーシチ」。

 そのプーチンの虎の威を借る狐(ベラルーシのルカシェンコ)も、反体制派を弾圧し続けていて、「西側諸国の息が掛かった組織はぶっ潰す」と豪語。

その上、中東難民らをポーランドとベラルーシの治安部隊が対峙する国境線へ意図的に移送させ、難民らに「悪いのはポーランドだ!」と叫ぶ。

 そのような体制下に囲まれて、砲弾が飛び交うウクライナで育つ子供たちが描いた絵画。

燃える建物や戦車、涙を流す女性など、子供の目を通して戦争の恐ろしさが描かれているが、使われている色はウクライナ国旗の基調「青と黄色」なのだが、今、日本で見ることが出来るのだ。

僅かでも、ウクライナの現実を感じ、ウクライナを支援出来れば・・・と思う。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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