大学2年の頃だったろうか(?) 電車の中で知り合う内に、気の合う仲間があっという間に出来上がった。 喫茶店にも行ったが、4人揃うと雀荘に入ったし、彼の家の納屋で徹夜マージャンを何度しただろう。
卒業後の彼は、義兄が経営するガソリンスタンドの店長になり僕は損保会社に入社したので、彼には代理店になった貰ったが、僕の転勤を機会にすっかり無沙汰をしていた。
それから50年にもなるだろうか(?)
彼の実家は隣の市で在り、噂で彼は実家付近に住んでいる-と聞いたので、数日前に尋ねて行くと彼の指名が書いて在る表札の在る家が見付かった。
「突然失礼します。 僕は✖✖に住む〇〇と言いまして、△△くんの大学時代の同期生ですが、△△君は居りますか?」
「只今出掛けております・・・」
「そうですか・・・では、お帰りになりましたら電話を頂ければ・・・と思いますので・・・携帯電話の番号を・・・」
「ちょっとお待ちください」と言って奥様は、メモ用紙を持って来た。
小一時間もすると、彼からの電話が入った。
「暫くだねえ、元気? 未だ、働いてるの?」
「うん、高校時代の同級生がキムチ屋をやっていて、頑張っているのでお手伝いをしているんだ」
「俺は、不動産屋の現役だよ。 〇〇君の町でもお世話になっているんだ。 ◆◆町長も良い人だねえ」
今日、その彼に地元の銀行で遇ったのだ!
駐車場で立ち話をしている数人が居たが、そのうちの1人が彼だった。
彼の顔は、彼の親時に似ていた。
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