「世の中に めでたきものは そばの種 花咲きみのり みかどおさまる」
室町時代の増淵民部の謳(うた)だ。
大晦日に無事息災を祝って一族郎党皆でソバを食べた時の歌で、
「蕎麦を振る舞う」・・・傍(側用人)を歓待すると、「花咲きみのり」・・・皆が精を出し、
「みかどおさまる」・・・治めている地域が収まる、ソバの実は山稜角(三角すい)なのだ。
「山富貴」は蕎麦屋だと思っていたら、肝心の今日から休業に入った。
「もろやま田中屋」に11時15分前に行くと、
「アラ!○○さん、スミマセン11時からなんで、もう少しお待ちください」
で、車に戻って居ると店先に行列が出来ていたが、店員が迎えに来てくれ席が取って在った。
「年越しそば」の由来は諸説在るが、昔から食べている「蕎麦喰い」にとって、年納めなのだ。
今日は親父の命日。 いつものように手作り料理をつまみにビールを戴き、〆の蕎麦も頂いた。 2回の脳梗塞で、昔の思い出の中で生きている兄とその家族を囲んで、縁が長く続くように・・・と食べた。
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