大好きな新潟の西洋梨(ル・レクチェ)が今日届いた。
西洋梨と言えば、山形からラ・フランスが先々月届いたでは無いか・・・ Yes! 確かに!
日本での「洋梨」栽培は明治時代に山形県の高畠町で始まったのだが、栽培方法などが確立されておらず、食べても果肉が堅くて生産が途絶えてしまった。
だが、廃棄処分された西洋梨を食べて見ると、「ゥ、美味ェ!」
「西洋梨は収穫後に完熟させるのだ」
で、1970年代以降フルーツの需要が高まり、フランス生まれの西洋梨ラ・フランスの香りと共に生産量が急増したのだ。
それに対して、新潟産の西洋梨も苗はフランス生まれなのだが新潟・信濃川沿いで栽培が始まったのは1930年頃。
新潟の生産者の努力で、ル・レクチェとラ・フランスの違いは明白で、
• 見た目 ・・・ ル・レクチェは果皮色がブライトイエローで、肌が綺麗
ラ・フランスは緑色で、肌に汚れが発生し易い
• 香り ・・・ ル・レクチェの甘い香りは強力。 ラ・フランスは香りが少ない
• 食味 ・・・ ル・レクチェは甘味が強く酸味は少ない。
ラ・フランスは甘味と酸味のバランスが良く、果身が柔らかい
• 食べ頃 ・・・ ル・レクチェは果皮色がブライトイエローに変わると香りが出る
ラ・フランスは果色が変化しないので、指で押して柔らかさを感じて
話しは変わるが、
「ヒト或いはヒト社会は発展する」と思い勝ちだが、大違い・・・
生まれたばかりのヒトがそれまでの社会をどれだけ理解して、前進出来るか(?)
コミュニティがどれだけ理解力が在るか(?)
個人個人がどれだけ有能であろうが、「船頭多くして船山に上る」では無く、
現船頭が不安なら新たな船頭に変わらくちゃ・・・ナニゴトが起きてもコミュニティは瓦解しないのだ。
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