バイオメトリクスとは、指紋、眼球の虹彩、声門等々個人が持つ身体的特徴によって本人確認を行う認証方式で「生体認証」とも言い、カードやパスワードと比べると本人に成りすますことが難しく、近年では小型化が進みパソコン、携帯電話に搭載され始めている。
既に政府や空港では利用されていて、一部の金融機関でも「指静脈認証」や「手のひら静脈認証」が導入されているが、今後は店舗決済やマンションやホテル、エンターテイメント施設、オンライン本人確認などで活用が進み、生活に身近なモノとなって来ているのだ。
ロンドンの地下鉄では「オイスターカード」と呼ばれるプリペイド型のICカードを採用していて、日本のSuica同様に運賃を精算出来るし、NFC(Near Field Communitation)にも対応しておりスマートフォンにアプリを搭載させて財布代わりに使うことも出来る。
利用者は予め駅に在る認証端末でスマートフォンと顔や静脈などのバイオメトリクス・データを紐づけて置く。 その後はゲートの無いレーンを通過し、壁に貼られたBluetoothレシーバーが利用者のポケットやバッグに入っているスマートフォンをスキャンする。
正しく認証された場合は、レーンを通過した際グリーンのランプが点灯するが、不正に利用したり「オイスターカード」の残金が足りない場合は赤いランプが点灯し、駅員のタブレット端末にアラートが飛ぶ。 降車駅でもレーンを通過するだけで顔認証による乗車情報の確認が行われ、自動的に乗車区間に応じた料金が精算される。
スマフォやカードを携帯していない場合でも、本人の確認が出来れば施錠・解錠が出来、自動車の場合のコネクテッドカー、自動運転システム、酒気帯・眠気状態などのドライバーとしての状態を識別する仕組みも搭載される。
将に、デジタル化が待って居るのだ。
さて今日も曇天の下、散歩をした。
専制国家(中国)の若者たちは、自由主義国の情報に強い関心を寄せている。
国と個人をキッチリ区別する。
50年前の体制下で育った習近平体制。 自らの権威を守ろうと押し付けるが、反発しか生まれないことを早く知る必要が在るのに権威が邪魔をする。
ミライはオレが作るのでは無く、俺も参加する・・・のがイイ。
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