極月、年満月、師走

 各月には和名が在り、12月は通常「師走(しわす)」と言われているが、なぜ、師走と書く-のだろう。

 「二十四節季と七十二候の季節手帳」に拠れば、

1年の最後の月を「歳果(としは)つ」や「為果(しは)す」と言われていたが、新たな年を迎える前に、年末にやるべき事は「やり終えよう」とする風潮の中で、やがて年末を「しはす」と言うようになり、文字文化が普及した江戸後期には「師走」と充てるようになった-

らしいのだが、他にも「極月(ごくげつ)」とか「徐月(じょげつ)」或いは「歳積月(としつみづき)」「年満月(としみつつき)」「春待月(はるまちつき)」とも言われている。

 和名の素晴らしいところで、今では立春を待つ月「はるまちつき」がイイと思うが、現役時代の年末年始に追われたことが懐かしい。

 話を変えて、

今日の読売朝刊に、「中国国民の半数以上が、ロシアのウクライナ侵行は間違っていると判断している」との記事が目に入った。

 日本の非営利シンクタンク言論NPOと中国の中国国際伝播集団が11月30日、「第18回東京-北京フォーラム」開催に先立ち、今年の7月下旬から9月下旬に懸けて調査した「第18回日中共同世論調査」の結果発表からのデータなのだ。

 今回の世論調査は、これまでの調査では設問に入れることが合意出来なかった台湾海峡の問題やロシアのウクライナ侵略の是非についても採用となり、世界でも初めての調査となったのだ。

 《今回(第18回)の主なポイント》

 • 台湾海峡での紛争の可能性を、中国国民の56.7%が危惧している(日本人は44.5%)

 • ロシアのウクライナ侵行について、「その行動が間違っている」と判断する人の割合 

は、日本国民の73.2%が「国連憲章や国際法に違反するので反対」としているが、中国国民は、「間違っていない」とする意見が39.5%在り、「ロシアの事情を配慮すべき」が29%在るも、「間違っている」と判断する国民が50.6%

 • 日中間の「相手国の印象」について、日本人の87.3%が中国に「悪い」感情が在り、中国人は日本に対して「悪い」と思っている人が37.6%居る。 原因は対米追従


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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