僕は、バングラディシュ人です

 今日は軽めの散歩にしたかったので、裏の田圃道コースにした。

神社の脇を下って川を渡ると、田圃道に入る。  畔の水路は水が流れていたが、数軒の田の「クロ着け(クロヌリ)」が終えている程度で、代搔き(作業)(田おこし)が始まるのは、来月なのだろう。

 途中で知り合いが農薬散布作業をしてた。

「こんちは! ところで、セリやワラビはないですかねえ?」

「セリは在りますよ!  だけど、ワラビは見ないねえ・・・」

挨拶替わりを終え畦道を進んで行くと、ラジコンドローンとラジコン(R/C)グライダーを飛ばしている人たちが居た。  見ていると、グライダーの飛行時間は1分以上だったろう。

 更にセリを探しに行こうと、乗馬クラブが在る方へ進んでみた。

在った、在った!  セリがクラブの練習場脇に幾つも見つかった。

夕日が沈む時間になり帰路に向かうと、向こうからマスクをした男性が来たので挨拶をすると、「腰でも痛めたのですか?」と、聞かれた。

「いいえ、これはノルデイックウオーキング用のポールです。  北欧ヨーロッパで、ウオーキング用に使用しているんです」 顔色が黒く日本人では無かったので、「失礼ですが、お国はどちらですか?」と聞くと、「バングラディシュです!」

「この先の隣町に、バングラディシュの観光局の看板を挙げている家が在りますが、ご存知ですか?」と聞くと、

「ええ、私の家です。  家内がやっているのですが・・・家内は日本人ですが・・・」

10分位の会話が終わり掛けると、「お名前は?」と聞かれた。

「○○です。自宅は✖✖です」と言うと、「私はタカヤマと言います」

「タカヤマさん・・・ですね。  奥様の苗字ですね!」

「はい」

「それでは、・・・何れの日かお伺いをさせて頂きますが、突然伺っても大丈夫ですか?」

「はい」


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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