昼飯を食べに「山富貴」へ行くと、駐車場には車が疎ら・・・
「月末なのに、どうしたのだろう・・・紅葉を見に、遠出したのかなァ・・・」と想いながら門に近づくと、「営業中」の看板の下に「恐れ入ります-今日は予約者のみにさせていただきます」
ァッそう・・・部屋もいっぱい在るのに・・・親子で厨房に入っていた時は、満席でも回転していたのに・・・倅は経営感覚が無いのだろう・・・
止む無く「ほっと」でトーストセットを食べ帰宅。
3時半を過ぎて散歩に出ると、向かいのロヒンギャ協会の息子と母親に路上で出会い、息子から声が掛かった。
「こんにちわ」
「こんにちわ! 手に持っている鉢は植木?」
「いいえ、トウガラシです。 いただいたので・・・」
すると、母親が息子から鉢を受け取り家に入ったので、息子と10分程「先日の豆サラダ」のことや彼の近況のことを立ち話出来た。
長年ミャンマー政府から迫害を受け、国外に逃れて生活を送らざるを得ない少数派民族のロヒンギャ。 多民族国家のミャンマーは、長い歴史の中で民族間の争いや外国による支配等を繰り返したが、現在は国軍トップの軍事政権。
住民の85%が仏教徒のミャンマーでは、イスラム教徒でラカイン族のロヒンギャは少数民族なので、イギリスから独立した後も民族間紛争が続く中、2015年画期的な選挙でアウンサンスーチーが率いる国民民主連盟(NLD)が議席の過半数を獲得。
だが、軍部の後ろ盾が在る最大野党の連邦団結発展党(USDP)が選挙のやり直しを要求。
軍部が再選挙を強行したが、少数民族に選挙権を与えず、ロヒンギャをジェノサイド(民族大量虐殺)した。
みんな、「帰国したい」のだろうが、子供たちは日本語で育った。
日本で生活基盤をつくり、頑張るのも選択肢
0コメント