弓立山(ゆみたてやま)

 今日の昼飯は、いつもの蕎麦屋「山富貴」だったが、暖かくなったからだろうか(?)昼前に着いたのに駐車場が満杯で、先客が食べ終えるのを待って漸く呼ばれた。

席に座って5分位すると盆が運ばれて来た。

更科と梅切りの2種盛りだ。  それに、付け足しでワカサギの天麩羅だったが、食べていると店員が来て、「○○さん! 若い娘ですけど、相席して良いですか?」

「どうぞ!」と言うと、やがて相向かいの席に女性が座ったが、黙って食べ終えると会釈して席を立った。

 駐車場に出て西方を見ると、先ずは手前に弘法山(こうぼうやま)が在り、その左側後方に弓立山(ゆみたてやま)で、その奥に笠山(かさやま)が在るのだが、昨日喫茶店での客の会話に、

『「ゆみたちやま」と言う山の中腹に工房が在って・・・あそこは何処なんでしょう? ときがわ(町)でしょうかねえ・・・』 

「ええ、あそこはときがわ(町)よ。 田中の交差点を右に折れて、4,5百m行くと福島さんと言う釉薬を売っている店が在るのよ」

「どうでも良い」と思うのだが、『「ゆみたちやま」では無くて、「ゆみたてやま」ですよ!』

と言いたかった。

標高427mの低い山だが独立峰で、清和源氏の始祖・源経基(みなもと つねもと)が慈光寺の敷地の四方を固めるために矢を放った山と言われていて、伝説の在る山なのだ。

 慈光寺は天台宗の寺院で、興福寺の僧・慈訓が千手観音菩薩を納めたとされ、山号を都機山、院号を一乗法華院とする。

1300年経ったと言うが、数千年も前から人は住み、山は数万年も立っているのだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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