河津桜の原木が在る伊豆河津町の河津川沿いの開花は、例年より遅れてようやく満開になったと言う。 その河津桜が我が町にも在った。
鎌北湖と言う人造湖に向かう途中の大谷木地区に農産物の直売所が在り、その駐車場所に河津桜が4,5本在ったのだ。 未だ3分咲きだったが、周辺が土色の景色の中に鮮やかな桃色が際立ち、通る人を魅了していたのだ。
直売所の人に聞くと、10年位前に近隣の奇特な方が植えたらしいのだが、残念ながら見栄えが少ないのだ。
最近、隣の坂戸市から我が町に入る県道沿いに、10棟程度のビニールハウスが今年出来た。
他県出身の若者が、サクランボの栽培を始めたのだ。
この若者は、町内に在る学習塾の講師をする傍ら、町内の農地を借り仲間たちで農業を始めたのだ。
数年前は安納芋の生産だったがその後はネギで、海外に販路が在ると言っていたが、今度はサクランボなのだ。
僕の家の周辺は市街化調整区域で殆ど農地で、子供の頃は麦や芋、野菜づくりで自給自足生活だったが、国策もあり、資本主義(金融経済)社会と言う数パーセントの金持ちに集約される社会の働きバチ、否、金持ちの梃子(てこ)となり下がり、自給自足の精神をもぎ取られてしまった。
自分が住むその地域内で充分に生活が出来るように、その地域に住む人々が手分けして暮らすことが出来る-コミュニティづくりが無くなったのだ。 やれば出来るのにやらないのだ。
個人個人は頑張ろうとしているのだろうが、個人(勝手)主義が蔓延り、コミュニティ意識が失せたのだろうか?
外から来た若者を非難するつもりは無いが、地元住民の目を覚まさせる-と言うよりは地元住民を引っ張る存在となって欲しい。 それも、自治体のリーダーの考え方がポイントなのだが、現在のリーダーに「町づくり」の意識が弱いのだ。
偶々見ていたTV番組で、
「ヨーグルトは(胃)酸に弱いので、食後に摂るのが良い」と言っていた。
0コメント