今日のニュースに、「長い時間飼い主と離れていた犬が、再会した時に流す涙の量は増える」と言う研究結果が発表されたのだ。
犬を飼ったことが無い僕にとって、散歩のときに出逢う犬が尾を振って近寄って来る程度しか経験が無いため、犬は愛玩動物であることは理解しているが、精々「番犬か散歩の仲間」くらいにしか想像していなかったのだ。
哺乳類なので感情を表し涙を流すだろうとは思っていたし、飼い主の自分に対する愛情に対する感情は他のヒトへの感情とは違うことも聞いていたが、飼い主との愛情表現さえも人と同じ様に在るコトを初めて知った。
研究によると、
「犬と飼い主の間には、人間の親子と同じ様に愛情ホルモンと言われる『オキシトシン』による絆が形成されていて、5時間以上離れて居た後再会すると、イㇴのオキシトシンの分泌量が増えて涙の量が増えることが解った」と言う。
オキシトシンは女性の妊娠や出産、授乳時に分泌量が変動することから「愛情ホルモン」とも呼ばれ、脳の視床下部で合成されて下垂体後葉に運ばれて放出される、哺乳動物にとってオキシトシンは非常に重要なホルモンで、出産時には子宮を収縮させて分娩を促し、授乳時にも分泌が増えると言う。
またオキシトシンは抗ストレス作用や抗うつ作用が在り、更にオキシトシンが増えることによって心が穏やかになり、精神的に安定した状態で過ごすことが出来ると言うのだ。
余裕が出来たら、犬を飼ってみようかな・・・
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