今日1日、外出をしなかった。 特段の事情が在った訳では無く、女房が作った昼飯を食べ、期待もしなかった大阪国際女子マラソンを見た。
予想通りに、「忍者走り」の安藤友香と北海道マラソン優勝者の前田穂南、マラソン初出場で世界陸上1万メートル出場の松田瑞生などが先頭集団で走っていたが、25kmを超えた地点で前田がギアチエンジしペースメーカーをも抜け出し、松田、安藤は着けなかったが、安藤に比べ前田の走りは軽快だった。 26キロ位から松田の足の運びと安藤のスピードに差が出て、松田と安藤の差が10m、20mと開く。
松田は30キロ地点を「勝負どころ」と決めていたらしく、前を行く前田を30.9キロで捉えると、そのままの勢いで追い抜き、前田の追従を許さなかった。
31キロ地点から32キロ地点の1㎞のタイムが3分15秒で、次の1kmは3分14秒なのだ。
30キロを超えてのこのスピードは、高橋尚子と野口みずきしかいない。
37キロ過ぎはスピードが落ちたが足の運びは良く、日本女子初マラソン歴代3位の2時間22分44秒でゴール。
2着でゴールした前田は後半、腰の位置が落ちるのでスピードも落ちる。
筋力を付けると、過去に無い素晴らしいランナーになりそうだし、安藤は自分との闘いだろう。
松田は22才で前田が21才。 安藤が23才なのでまだまだ期待が出来る。
良いコーチが居るからこそ、良い選手が現れるのだ。
このことは、全ての世界で言えることだ。
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