少し早めにホールに入ったにも拘らず先客が3組居たので、空いていた4人掛けテーブル席で新聞を読んでいると、
「お蕎麦は後から持って来ますが、『アナゴと万願寺唐辛子のみぞれ和え」です」
と店員さんが盆を置いた。
新聞を畳んで、「いただきます」と箸の帯巻紙を取ろうとしていると、又、店員さんが来た。
「田舎蕎麦で~す」
「有難うございます。 いただきます!」
なので、蕎麦が乗った盆を前に置き、早速食べ始めた。
すると女将が来たので、
「先日は、お中元を頂き有難うございました。 早速その晩に頂きましたが、柔らかくて大変美味しかったです。 ところで、一昨日の大雨では、ご被害は無かったですか?」
「はい! 何年か前は、店の方にまで水が来たんですけど、今回は水源を止めたので、大丈夫でした」
店舗が駐車場より1.5m程度低く、近くを流れる越辺川から水を引き、店に下りる通路沿いに水路を造って在るので、大雨の場合、濁流が水路に流れ込むのだ。
「濁流」と言えば、一昨日もテレビ番組でも放映された「鳩山町で妊婦が乗った車が水没」した事故の件だが、水没した車から妊婦を救助したレスキュー隊は、地元消防署救急隊から急報を受けた飯能日高消防署が対応したのだ。
阪神淡路大震災を教訓に、埼玉県でも大規模災害時に消防機関と医療機関が連携した救出・救助体制の整備のため、1996年に「彩の国レスキュー隊」を創設。
その後、中越地震時の東京消防庁のハイパーレスキューの活動や福知山線脱線事故などの教訓から、知事の指示・要請で編成される「埼玉県特別機動援助隊(埼玉SMART)」に変わり、県下7消防本部の特別救助隊による埼玉SMART隊が出来たのだ。
なので、救急の電話を受けた鳩山消防署(西入間消防署)は現場に出動するも状況確認して「埼玉SMART」へ要請したのだ。
(知人が飯能日高消防署所属のSMART隊員なので、当日対応した隊員を確認中です)
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