朝日村「まゆの花の会」

 繭玉は、新潟県村上市朝日地区の特産として、昔から親しまれて来た。

しかし、繭を原料とする絹糸の自給率は0.6%と貴重な存在だ。

その繭玉を30色以上に色付けして、花を始め様々な形を表現したアートフラワーがシルクフラワーだ。

地域の方々が意見交換をしながら、それぞれのアイデアで作品をつくり展示するのだ。

地域に「生き甲斐」を根付かせるのだ。

 「地域に生き甲斐」と言えば、

我が町の「再生可能エネルギー」問題を取り上げてみる。

町は数年前に、国の地方創生拠点整備交付金事業に基づく「スマートシテイ先行モデル事業実行計画」を、清水建設株式会社とデトロイドトーマツコンサルタンツ社を軸に、「再生可能エネルギー利用の可能性が想定される地域資源」12例を調査したが、大手企業清水建設が関わるような事業化は「ムリ」として、補助金交付が切れると共に「計画」から退去した。

残された第三セクター「(株)もろやま創生舎」は、ふるさと納税制度を利用して納税額増額を図ったり、町内での新規事業を支援したりして自分たちの報酬を生み出すのに四苦八苦している。

 その中で、6月末にオープンした「イオンタウン毛呂山」の運営会社イオンタウンとオンサイト型PPA(電力購入契約)を締結した。

具体的には、町内の設計・調達・施行業者がJVを設立し、「イオンタウン毛呂山」施設に出力518.75kw、パワーコンディショナー(pcs)の出力369.8kw(年間予想発電量=約53万kwh)の太陽光パネルを貼り、使用電力の凡そ15%を賄えるのだが不足分はイオンタウン側が調達。 売電収入は「創生舎」の財源とし、「創生舎」の基盤が出来たのだが・・・

 清水建設やトーマツが想定した「(毛呂山町の)再生可能エネルギー」は、「役場庁舎と総合公園の太陽光パネル」以外は「鎌北湖、箕和田湖、毛呂川・阿諏訪川・大谷木川での小水力発電」と「山林材や廃材を使用するバイオマス発電」だったが、「風力発電」が無いのだ。

 毛呂山町には数年前よりパラグライダースクールが在るように、冬場は長野県から秩父山系を通り吹き下ろして来るし、夏は温められた平地の空気が山に向かって吹き上がるのだ。

なので、小高い山の中腹に、「垂直軸型マグナス式風力発電機」を設置するのだ。

これまでのプロペラ式風力発電機と異なり、全方位からの風に対応出来、僅かな風力でも時速30km以上の台風下でも発電が可能でプロペラの破損もほぼ無いのだ。

この風力発電エネルギーを「街の活性化」の財源にする、「人づくり」も良し「街づくり」でも良し、「夢」を創成するのだ。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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