「今日は、万願寺唐辛の海老しんじょです」
ホールで新聞を読み終えて目を閉じていると、やがて盆が来た。
皿に1センチほどに輪切りした万願寺とうがらしの揚げ物が乗っていたので塩を振り、先ずは蕎麦から頂くのが常識。 なので、田舎蕎麦を食べ終えると猪口に蕎麦湯を入れてヒトクチ・・・万願寺を口に入れると、アレ!柔らかい・・・歯ごたえが無いぞ・・・
そうか・・・海老をフードプロセッサーで刻んで万願寺に詰め込んだのだろう・・・
「ほっと」での珈琲タイム中にお隣の富澤さんが来て、
「大変だったのよ、この暑さで(地植えの)スイカの葉がしおれ掛かっていたので水をくれたんですけど、汗だくに・・・」
「それは大変でしたねエ・・・」
西瓜(すいか)の原産地は、熱帯アフリカのサバンナ砂漠地帯だ。
なので、世界でも一番多湿の日本で栽培するからには降雨や湿気を避けて栽培しなければいけないのだが、熟したスイカが目にチラつくのか、雨除けも湿気対策もせず、(スイカの)根腐れが起きて枯らしてしまうかも知れないのだ。
「この暑さで葉がしおれ」たのでは無く、毎日毎日水を差して根腐れが起きて(葉がしおれた)のかも知れないのに、更に水をあげるなんて・・・
と言おうかと思ったが、失敗学を学んだ方が役立つのだ。
帰宅してTV番組「ミヤネ屋」を見ていると、
「本日の最高気温は、埼玉県鳩山町で観測した39.9℃でした」
と放送し、いつも給油するJA埼玉中央鳩山GS脇でリポートしているではないか。
観測機は中学校裏の鳩川沿いに設置して在り、熊谷観測所所属で、鳩山地域は周囲が丘陵で囲まれた盆地になっているため、今頃の季節は空気が滞留し蒸し風呂状態になるのだ。
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