北海道は梅雨?

 気象庁が今日29日、「東北地方が梅雨明けした-とみられる」と発表した。

気候学的には、「北海道と小笠原諸島には『梅雨は無い』」と定義しているので、今年は「観測史上最短で梅雨が明け」しかも「6月に梅雨明けになるのも初めて」のこと-らしい。

だが、北海道では今日も雨が強まっていて、旭川では1時間で18.5ミリ、24時間で76.5ミリの雨量で堤防が決壊し、床上浸水が発生したと言うニュース。

しかも前線や低気圧の通過に伴って、昨日28日から断続的に雨が降っていて、梅雨のような状況で、6月としては記録的な大雨になっていて、道央、道北、道南では大雨注意報が発令中で、特に道南や道東太平洋側など、南側の地域では現在通過している低気圧が離れた後も別の低気圧が日本海側から進んで来て、雨が強まり局地的には雷雨が激しくなると言う。

 将に梅雨明けした本州に代わり、北海道が梅雨真っ最中か?と思いたくなるのだが、気候学的には「梅雨」には当たらないのだそうだ。

理由は、梅雨とは、

亜熱帯高気圧(太平洋高気圧)の影響下に入って、高温多湿な気団に覆われ、中国大陸東部から日本の東方沖に(高気圧)前線が停滞し雨季となる。 その春から初夏に掛けての状況を梅雨と言う」ので、低気圧の影響やオホーツク海高気圧の張り出しで湿った空気が流れ込む北海道の天候は、地域では「蝦夷梅雨」と呼んではいるが梅雨では無いらしい。

 さて、関東甲信地方を中心に猛烈な暑さが続いていて、今日も伊勢崎では午後2時18分に40℃を超え、6月に入って40℃以上を観測したのは日本での観測史上初めてだと言う。

更に前橋市、鳩山町、桐生市、大月市でも39℃を超え、東京都心で5日連続して35℃以上の猛暑日となったのも観測史上初のことだそうだ。

 では避暑地軽井沢の今日の気温は? 検索してみると、

12時で29℃、15時で30℃(湿度は84%)で、その南方にある(親戚が在る)群馬・上野村では12時で33℃、15時では32℃だった。

伊勢崎や前橋或いは高崎でのデスクワークなら、夏場だけでも同じ群馬県内の上野村でデスクワークすれば、過疎対策が一挙に解決出来るのに・・・


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

0コメント

  • 1000 / 1000