喫茶店「去来庵」の或る日の風景

 昨日は、寺内氏との会話だけを載せたが、寺内氏が来る前の、先客と店主の話題はスーパーフード「酒糟」だった。  NHKTV番組で取り上げたらしいのだ。

「美容に良いのよ! 10日位で敵面に現れるんだって!」

「甘酒と言っても、酒糟と米麹が在るじゃないですか(?) どちらが良いんですか?」

「酒糟です。 なので、会津から取り寄せたんです」と、店主。

 確かに、日本酒の製造工程、即ち、仕込んだ酒を絞って「もろみ」を取った残りが酒糟で、通常産業廃棄物となるのだが、この酒糟の成分に大変効能効果が在る-と言うのだ。

先ずは「レジスタントプロテイン」だ。 酒糟に含まれるタンパク質だが酒糟に在る食物繊維と共に、体内の脂質を吸収し便を柔らかくする。  又、食物からしか吸収出来ない必須アミノ酸9種類が全て酒糟に含まれているのだ。 その他、ビタミンB1、B2,B6,ナイアシン

更に葉酸も豊富なのだ。

 兎に角、「健康」「美容」に敏感なのだ。

ところで、「酒糟と米麹で、どちらが良いか?」だが、日本食品標準成分表に因れば、タンパク質や葉酸、食物繊維では「酒糟」の方が優勢だが、甘酒にするには「酒糟」には」砂糖を加えるので、カロリーが高くなる。 米麹にはブドウ糖やオリゴ糖が元々含まれているので、加糖しない。

「美容」効果なら酒糟。  「健康」なら米麹だろうか。 それほどの違いは無い-のだろう。

 何れにしても、腸内フローラを改善する食事と運動が大切だ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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