ひょんなことで吉祥寺駅に行き一杯やろうかと狭い横町に入ると、道路まで乗り出した数人が座れる座敷が在り、その脇の階段を上がるとカウンターバーが在った。
漬物の清水屋の4代目が経営する「4328」だ。
店長のお薦めする「うずらキムチ」を食べたが、単純に面白い。
見た目は当に「うずらの卵」だが、黄身がキムチ味なのだ。 1皿に卵が8つで300円なので、うずらの卵の卵味と違って、酒の肴に合うし飯にも合う。
地元吉祥寺で70年以上も続く漬物屋だそうで、漬物の常連客が言った言葉、
「清水屋さんの漬物を肴に、晩酌するんです」にヒントを得て、漬物バー「4328」を始めたそうだ。
ところで清水屋は白菜キムチも販売していて、そのキムチが同じ横丁のスパゲッティ店「スパ吉」では、カルボナーラにキムチを乗せて出されるそうだ。
漬物が高齢者の食べ物では無く、若者にも食べて貰える-モノづくりを試みている清水屋。
そう言えば僕の孫は、スーパーマーケットの漬物コーナーでの試食が好きなのだ。
家庭の食卓に上る野菜や果物だが、キムチ風味も面白いだろう。
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