年末を迎えて

 年の暮れになって、予期していなかったことが起きた。

一つは、濡れせんべいを食べた時に何か堅いものが在るのに気付いたのだが、直ぐにそれが歯だと判った。 ブリッジしていた前歯3本が折れたのだ。

もう一つは、年明けに来る予定だった孫たちが、親の都合で来れなくなるかも知れない-となったのだ。

 一つ目は急遽、知り合いの歯科医院に行き、取り敢えず欠けた歯を接着していただき、二つ目は息子の努力で孫たちが来れるようになったのだ。

「何事も無く、新年を迎えられるだろう」などと思っていたが、平成を過ごそうとしている陛下でさえ、日々起こることに揺り動かされ、安寧を求めて努力なされているのだ。

僅かなことに動揺するなかれ!と思うが、日々揺れ動く。

 さて今日は、先ず日頃お世話になっている蕎麦屋に、中之条町の「いもっ娘」を持って行った。

女将さんから「好きなのよ」と言って貰ったが、従業員へのお礼の積りだったが・・・

その後、いつも美味しいコーヒーをいただく喫茶店に「いもっ娘」と蒲鉾を届け、もう一軒の喫茶「去来庵」には前から約束していた「極上枯露柿」と「いもっ娘」を持って行った。

既に店は年末年始のお休みに入っていたが、開けて待っていてくれた。

「うわあ! 素敵!」  

高が、干し柿ぐらいで・・・と思ったが、喜んでもらえたので安堵した。

その日その一日が安堵して過ごせることが嬉しい。

ホンに僅かなことに-なのだが、他人が喜んで呉れることが嬉しい。

後は、松飾だ。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

0コメント

  • 1000 / 1000