東京カランコロン

 NHKラジオ番組「ごごラジ!」を聞いていると、パーソナリティが高橋久美子さんのとき、「東京カランコロン」と言う5人組ロックバンドの「いちろー」さんと「せんせい」さんが出演した。  2007年から活動しているチームで、「いちろー」と「せんせい」の二人がヴォーカルのツインヴォクシー・ロックバンドだそうだが、後期高齢者の僕にとって初めて聞くチームだった。

 ネットで検索すると、第1期が2007年10月~008年12月で、2009年1月~2009年の5月までが第2期でそれ以後が第3期だと言う。

番組の中で、「5人で議論をするのだが、(出演している)二人で多く議論している状況になる。

ケンカをしながらでも、5人が結束してやらなければいけない-と思っているのだが、何度も解散寸前まで行った」と言う。

(法政)大学のサークルから育ったのだが、これまでの10年間でオリコンランキング22位が最高で、自分の思いや自らへの期待の中での葛藤は相当なものなのだろう-と思う。

 結局は、自分達で解決しなければならないのだ。 「誰かがして呉れるだろう」「自分はこの分野を頑張っているのだから・・・ベース担当は、与えられたベースを弾けば良い-のでは無く、全員で議論していい演奏をしなければ・・・」と言う。

 話は変わるが、今、「クローズアップ現代」を見ていると、金融機関、特に「銀行が危ない」のだ。  黒田氏が日銀総裁になる前は、いわゆる護送船団で、通常業務を熟していれば経営が成り立ったのだが、借り手の企業も事業の拡大に手を出さず、国債もマイナス金利。

数ある窓口販売の「手数料」で食い繋ぐ状態になり、行員にノルマを与え、それもノルマ如何が給与に即反映するようになっているため、行員は顧客宅に「お願い訪問」すると言う。

保険市場は最早満杯なのだが、僅かな手数料を獲得すべく保険のセールをしているのだ。

昔在った保険セールの蛸のように、自分の給与を新規契約の穴埋めに入れないよう-願うばかりだ。

 昔から、経営陣は帳簿を見て言った。「厳しいなァ。 何とかしなければいけないなァ・・・。ここをこうすれば、いけるかな?」

帳簿を見ながら、駒を動かす。 自らの責任を放ったらかして・・・。

王将を囲って置いて、銀駒を筆頭に討死させる- へぼ将棋なんぞ誰も関心を寄せないのだが、それなら将棋なんぞには手を出すな! 出したからには皆をまとめて、兎に角頑張るしか無いのですぞ!

今の時代、気楽な稼業など無いのですぞ!




毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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