駐車場は1台分の空きが在っただけで、店に入ると順番待ちの客が数人居た。
久し振りの「山富貴」の光景に戸惑いながら「予約帳」に記帳もせずに待っていると、
ナガタニさんが、「○○さん、どうぞ!」
新聞を「埼玉版」まで読み終えた頃、盆が来た。
「今日は『冷汁』です!」 薬味は、梅肉、ミョウガ、ネギ、しその葉だった。
来て良かった! 他の店に行かずに待っていて良かった。
未だメニューに載せていない「冷汁」を、僕のために準備していて呉れたのだろう・・・と思い、レジにいた女将に「ご馳走様でした!美味しかったです!」
と礼を言い、1080円支払い店を出た。
さて今日は子供の日、端午の節句だ。
「月の端(始め)の午(うま)の日」なので毎月在るのだが、「午(ご)」を都合良く「五」と置き換え「五(月)の節句」。
武家社会に生まれた子は武道に励むこと、「尚武」が使命。
なので、菖蒲やヨモギを軒に差し飾り、鯉のぼりを挙げて柏餅を食べ菖蒲湯に入ったのだ。
では何故、柏餅を食べるのか(?)と言うと、
「柏の葉は、新芽が出るまで落ちない」ので、家系が絶えない象徴なのだそうだ。
ところで、加須市は昔から鯉のぼりの生産地。
なので、市の青年会議所が昭和63年から利根川河川敷でジャンボ鯉のぼりを揚げるようになったそうだ。 もう20年以上前になるが、初孫たちを連れて春日部から前橋に行く途中で大型クレーン車の先に付けた大きな鯉のぼりを見たことが在る。
多分、この「ジャンボ鯉のぼり1世」だったのだろう。
市の広報に拠れば、この「ジャンボ鯉のぼり1世」は全長100m、重量0.6トンだったそうで、現在は「3世」で、素材をポリエステルに変えたそうだ。
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