テロメア(telomere)

 昨日土曜日は数台しか無くホールに入ると先客は2組で、「今日は『鯛のアラの酒蒸し』と、テーブルに「挽きぐるみ蕎麦」の盆と、「鯛カマ」の盆がテーブルに来た。

なので先ず蕎麦を頂き鯛カマの盆と入れ替え、カマを裏返したが身は殆ど無い・・・

 で今日は12時に着くと駐車場はほぼ満杯で、Uターンして帰ろうかと思ったら1台分が空いていたので止めてホールに行った。

テーブルの空きを待ち、5分ほどでテーブル席で新聞を読み、暫くすると「挽きぐるみ蕎麦」が来た。 蕎麦が食べ終わろうとする頃、ナガタニさんが来て、「カツオの刺身です!」

忙しいのだろう・・・待っていたが湯桶は来ない。

催促すれば良いのだろうが、そのまま帰るのが客のたしなみ。

 話しは変わるが、今朝、妹から義弟の死の連絡が入った。  長らく関節リウマチで埼玉医大病院へ入通院していた義弟は、創業した事業から去年退任し、この処逢ってはいなかったのだが、

「肺ガンで医大に行ったのだが、コロナの影響で院内のスタッフが足りず手術が不能、ガンの進捗も早く、葬儀となった場合は家族葬としたい」

 数日前に電話が在ったばかりなのに、「歳だから・・・」「病気だから」は表向き。

有性生殖動物は遺伝的多様性を獲得して、環境に適応するために「老いて死ぬ」のだ。

 ヒトに近い哺乳類チンパンジーの生殖期後の寿命は精々5年だそうだが、なぜヒトの後生殖期が30~40年も在るのだろう・・・古代エジプトやギリシャ人は精々20~30年だったそうだが・・・答えは、「文化との共振化」だと言う。

古代に比べて寿命が延びた理由は、外的要因を除けば、「文化を伝えるため」なのだ。

 平均的なヒトの身体は約1億5千万個の染色体で成り立っているが、ヒトの細胞は常に分裂しなければならず、その度毎に染色体を保護する役目であり、染色体の端に在るテロメアDNAは削られるのだ。

いわゆる「命の回数券」で、分裂が止まると「死」なのだが、テロメアの短縮によって、ガンや動脈硬化、心筋梗塞、認知症が起こる。

 一方で通常の体細胞と異なり、テロメアの短縮が起きず細胞分裂する能力が衰えない細胞が在り、それが生殖系列の細胞だそうだ。

精子、卵子を生み出す生殖細胞は、分裂を繰り返してもテロメアの短縮は起こらないとのこと。 理由は生殖細胞では、短縮したテロメアを修復するテロメラーゼと言う酵素の働きが在るから-だそうだが、もう一つのテロメア短縮が起きない例はガン細胞だそうだ。



毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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