昨日は火曜日、パートタイムの日だが10:30頃には終えたため、昼飯を食べに店に入ったのは11時半前。
少々早いので、寺内氏に会えるかどうか懸念しながら食べていると、紳士スタイルの姿がガラス戸を開けた。
やがて飯を食べながら、「ロシア軍のウクライナでの蛮行」やら「二ホンミツバチの生態(熱殺蜂球)」の話しで楽しい時間を過ごせた。
傘寿を過ぎ、日々昼飯を外食し珈琲タイムを取り、夕方散歩するルーテインなのだが、どこか満足感が無いのだ。 理由は、「会話を楽しむ」時間が火曜日以外無い-ことだが、止むを得ないのだろう・・・
さて、今日の日経朝刊1面記事だが、
「日本生命が企業年金利率下げ1.25→0.5%、5200社影響」
と在った。 日生が、企業から預かる年金保険の予定利率を、2023年4月に年1.25%から0.50%に引き下げるのだ。 日本生命の契約企業は約5200社で、運用額は5.6兆円。
利率の引き下げは21年振りで、企業年金は掛金の積み増しや運用実績に応じた仕組みへの変更などを迫られそうだ。
背景は超低金利の長期化で、年金暮らしにとっては物価が安定していて暮らし易すかったのだが、アメリカのFRBが本格的に金利引き上げフェースに入り、日本のファンダメンタルズから円が売られ易くなったのだ。
日米の金利差は構造的なもので、アメリカ経済が基本的に好調で金利を上げても景気が腰折れする可能性は低いのに対し、日本は量的緩和策を実施しても景気が全く回復せず、日銀は大量の国債を抱えた状態で身動きが取れない。
増してや日本政府も1000兆円の債務を抱えている中で、金利が上がってしまうと債務の利払いが急増してしまうのだ。
今のところ、黒田日銀総裁は金融緩和策を継続する方針で、日本の相対的な金利は低く推移し円安が更に進むシナリオで、輸出企業は有利だが輸入企業には不利で、競争力が落ちた現状では交易条件の悪化をもたらすため、経済全体ではマイナスの影響が大きいのだ。
即ち、日本の国力低下を反映したもので、20年後は途上国並の生活レベルになるだろう・・・
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