昨日の法要の帰り道、湯ノ沢トンネルを通って南牧村の磐戸地区に出ると、そこには明治10年創業の「和菓子処信濃屋嘉助」が在る。
群馬へ行くたびに立ち寄る和菓子屋で、手造り餡とモチ米を蒸篭で蒸した和菓子製法は懐かしさと美味しさが満杯で、特に「ごぼっ葉餅」「お炭つきまんじゅう」「草もち」「団子」は名物だ。
更に、高齢化率日本一となった南牧村で、林業が盛んで炭焼き小屋も在るところから、“村おこし”として「木炭」の粉を煉り込んだ(ラーメンの)麵も「信濃屋」で製造しているのだが、食べる場合は近所の飲食店「千歳屋」で-と言うので、千歳屋に行き「(醬油)炭ラーメン」を頂いた。
炭ラーメンと言うだけあって、麺は将に墨色で大きめのチャーシュー、半熟卵と下仁田ネギ入りで、醬油ラーメンにしてはコッテリ感が在った。
塩ラーメンも在るが、竹炭を使用した「炭餃子」もある。
その後、「オアシスなんもく」に寄り、行者ニンニクについて聞くと、
「ある農家さんが、行者ニンニクの苗を販売しようかナ・・・と言っているが、確認は取っていない」
とのこと。
それはそうとして、昨日の法要式場は神流川沿いに在り、駐車場から多くの釣り人が見えた。
地元の人に聞くと、「ハコスチ釣り」だと言う。
「ハコスチ」は群馬県の水産試験場で開発された遊漁用のニジマスだそうで、引きの強いスチールヘッド系ニジマスと容姿が美しく飼育し易いハコシマ系を交配したものだそうだが、釣った「ハコスチ」は持ち帰り禁止のキャッチ&リリースなのだ。
「しおじの湯」からの川下に、釣り人が百人以上は居ただろう・・・
釣りの好きな人には、釣ったときの感覚だけを楽しむヒトも居るんだ。
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