今日の昼飯

 「今日は、『更科蕎麦』と天麩羅です。 天麩羅は、海老と筍と行者ニンニクです」

12時半頃に「山富貴」に行ったのだが、ホールは満席で座敷席に案内され、新聞を見終わる頃店員さんが盆を運んで来て説明をしてくれた。

行者ニンニクは好きな食べ物だが、今年は初めてなので、蕎麦を早く食べて天麩羅が温かいうちにいただこうか・・・

 ところで、

「脳は腸のドラ息子」だと言われるらしいのだが、古い教科書しか知らない僕には、ヒトは脳がコントロールすると思い込んでいて、宇宙人が居るとすれば、頭の大きい(発達した)形の生物だろうと想像していたのだ。

 が、近年では、あらゆる臓器の中で、唯一「腸」だけが脳の指令を待たずに独自の判断で動く臓器であることが分かったのだ。

生まれ立ての乳児の脳は海馬が未発達で、能細胞同士をつなぐシナプス伝達経路も満足に形成されていないにも拘らず反射と扁桃体により腸は正常に働いているのだが、もしも腸が脳からの信号を待って動くとしたら、生死に係る問題なのだ。

が、例えば腸は母乳などから脂肪を摂取するとドーパミンを放出し、炭水化物を摂取するとセロトニンの分泌を助長すると言う。

セロトニンの増長作業は腸内細菌が深く関わっているので、「腸」を整えれば「心」も整うのだ。  又、腸には体内の70%ほどの免疫細胞が在り、外部からの細菌や食事等からの毒物を撃退するのだが、それも脳からの指令に寄らず、腸が判断するのだ。

 ところが「脳」は、食欲と言われるように、「欲」に任せて不必要なことをやってしまうのだ。

「腹が立つ」とか「腹をくくる」或いは「腹を割って話す」などと言う言葉が在るが、これ等の「腹」とは「腸」のことで、「イコール心」なのだ。

腸は心の鏡-なのだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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