60年前の1950年(昭和25年)3月23日に世界気象機関条約が発効したことで、世界気象機関(WMO)が3月23日を「世界気象デイ」と定めた-と言う。
現在の加盟国は183か国で、その他6地域も加盟して気象衛星を含めて世界的な観測ネットワークが立ち上がっており、共通のルールの下、観測データや予測資料が迅速に交換され、台風や低気圧に伴う大雨、強風などを監視・予測して警報・注意報や天気予報を発表しているのだ。
日本の加盟は1953年(昭和28年)で、以後一貫してアジア地域の業務をリードして台風の予測資料を関係国に提供するなどして来て、全世界の6つの地域に設置された地域機構センターの一つが日本の気象庁に在る。
ところで、
2018年の西日本豪雨や2020年7月の熊本県などに大きな被害をもたらした豪雨、2021年8月の西日本豪雨は、日本上空に長さ3千km、幅600kmに渡る帯状の「大気の川」が出来たことが原因だったと言う。
日本付近では毎年のように、この季節になると太平洋高気圧と北側の高気圧が日本を挟むように拮抗し、南西側から湿った暖かい空気が太平洋高気圧に沿って時計回りに流れ込む。
北側からは冷たく乾いた空気がもたらされ、この二つの風がぶつかり冷たい空気に暖かい空気が乗り上げて雨雲が発達する。 いわゆる梅雨前線だが、湿った暖かい空気は大量の水蒸気を持ち、水に換算すると毎秒凡そ40万立方メートル、アマゾン川の約2倍に相当する「大気の川」になるのだ。
地球の温暖化は、「大気の川」の発生をし易くしているのだが、地震も温暖化の一因で、自然災害などと言わず必然災害としてその対策に取り組もう。
それにしても、
プーチン自身には自分を見直す時も無いようだから
ロシアで生活する市民住民を、経済的に追い込むばかりで無く、民主主義国家から衣食品をプレゼントしようではないか・・・ロシア国民を招待しようではないか・・・
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