鳥取城北高校出身の貴ノ岩関が、「高校相撲部のOB会だから・・・」とのことで、鳥取巡業中故に参加を許可した貴乃花親方だが、OB二次会の席には白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱が居た。
旭鷲山によれば、『在る飲み会の席で、貴ノ岩たちが「これからは、俺たちの時代だ」と言ったことを、「(白鵬達の)時代じゃなく、俺たちの時代だ」と、言い換えて誰かが告げ口をしたのだろう』と貴ノ岩や照ノ富士から聞いたとのこと。
その二次会で起きた傷害事件だが、貴ノ岩は親方には内緒にして巡業に出ていた。
しかし、その巡業中に貴ノ岩は体の不調で巡業を休むことになり、事件が公になった。
親代わりにもなっている貴乃花は、白鵬や日馬富士などの横綱が事件を知りながら隠ぺいしていたことを重く受け止め、貴ノ岩に診断書の取り付けを指示、即時(鳥取)県警に被害届出をした。
年間120億円もの資金を動かす財団法人相撲協会は、「闇の世界」でもある。
2014年の理事選で、元横綱千代の富士(九重親方)が(当時の)北の湖理事長の「票を回してやる」の言葉を信じ、票集めをしなかったことで落選。 九重親方には山口組などとの交流がうわされていた。 北の湖が癌で倒れ、事業部長だった八角親方と北の湖に可愛がられていた貴乃花の争いとなった理事長選。 古参の理事に人気の無い貴乃花は落選。
「貴乃花親方が元凶」との話をマスコミにリークした協会。
相撲協会は、協会にタカっている評議会議長の池坊さんにも、「貴乃花親方は協会の役員なのだから、協会に従うべき」とテレビに出演、言わせている。
八角理事長の地固めとして、貴乃花追い落としが開始された。
早々と刑事事件化した貴乃花の目的は、協会のヤミを公にして、協会の健全化、結果的には「自らの正当性」を世間に表現することなのだ。
刑事事件の方向が確定するまで、否、マスコミから叩かれようと協会から虐げられようと、刑事事件の結果が我が身の守るであろうことに掛けているのだ。
頑張れ貴乃花!
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