子連れで(議)会に参加

 熊本市議会(女性)議員が、7か月の子を連れて議会に出席したが、議会事務局は「議員以外は全て傍聴人と見做す。 傍聴人は議会に参加出来ないので、退席して頂く」とされたため、子を友人に預けて再出席し、議会開催となった-と言うニュース。

 子育て中の親にとって、自前で育児をしたい-しかも、子を抱えて就労可能なら、育児と仕事を同時にしたい-とする時代なのだ。

一方、親は子育てと仕事を同時にせず、子を託児所や保育所に預けることが良し-とする考え方が在り、多くの人が託児所、保育所を求める傾向が在る。

 乳児保育で重要なのは、子が安心出来る状況なのだ。 母親の愛情とスキンシップ、母乳育児が重要なのだ。 3才を過ぎれば、自我の成長のために他人による保育が有効になるのだが、今の日本では、仕事を持つ母親は0才から託児所、保育所を利用する。

例え育児休業法が在ろうとも、今の日本社会は「仕事優先」社会なのだ。

子育ては親以外で可能-とする社会なのだろうが、育児を大切にしたい-とする親を抹殺する理由は無いだろう。

 当の市議は、何度となく議会事務局と話し合ったが受け入れられず、「子供連れ」での登庁となったが、先輩女性議員は「みんな(子供を)預けて来ると言う段階を踏んで来ましたから・・・」

「議会は神聖な場所だから・・・」

 男女平等度ランキング114位。 世界経済フォーラムが発表した、今年の男女平等の「ジェンダーギャップ指数」が統計を取った144か国で114位の日本。

「ちょんまげ時代」を引きずっている日本。

女性の時代だ-女性進出が日本の行く末を決める-と言うのなら、育児の重要性をキチンと実行しようよ!

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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