「○○さん! 今週ご都合はいかがでしょうか?」
義母の葬儀が終えた昨日、保険会社から携帯に電話が入った。 手数料アップのための打ち合わせなのだ。
「明日なら・・・」と言うと、「では、午後の2時からは如何でしょうか?」
なので、東松山市内に2時に行くと、
「現在「A未満」なので、Aランクにしましょう! そうするには、『ご契約者様専用ページ登録率』は目標値に届いていますし、テレマティクス自動車保険販売率も入庫誘導件数もペーパーレス化も契約入力率もOKですが、後は『アンケート回答率』だけなんです。 1件なので、今月中にあと9件やって頂ければ達成です」
昔は、契約(成約)さえすれば報酬が得られたのだが、何時の頃からか記憶は無いが、契約後の保険会社の経費である「管理費」節減についても代理店(契約時点)の在り方(責任分)としてポイント制が導入されたのだ。
例えば「ペイパーレス」化だが、契約の継続(更改)時に満期前契約内容をペイパーに起こし(更改契約書を作成し)て、契約者のサイン(押印)で契約成立となるのだが、ペイパーに起こさなくてもパソコン等で直前契約内容は見れるのだ。
昔は、更改契約書などの用紙は保険会社から無料で配布されたのだが、今は代理店の負担(市販のペーパーを使用)なのと、「CO2削減」からペーパーレス化は進めたいものだ。
また、「証券」や「契約約款」などのペーパーレス化も同じだ。
昔は契約した証に「証券(契約書)」が保険会社から送付されて、「アア、確かに契約が成立したのだ・・・」と認識したのだが、現代はパソコンでもスマホでも契約の成立と同時に保険会社のホストコンピュータに連携されるのだ。
なので、契約後の「車両入替」であれ「保険事故報告」であれ、「事故後の状況」なども保険会社と直接遣り取り出来る(保険会社の専用ページを開催)ので、取扱代理店と言う余計な面倒くさいモノは省く方が早いし、保険料ダウン出来るのだ。
現在保険代理店業を営んでいるのだが、現在の代理店の在り方では保険会社のテイの良い「手先」なのだ。 本来の役目は「契約者ための(代理店)」であろう・・・
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