春を感じた

 マイカーの日々の燃費がインフォメーションデスプレイに表示されるのだが、今日の東松山市内への1リッター当たりの走行距離は「29.5km.」だった。

数日前は「25.7km.」だったのに・・・

理由は、室内温度を「24℃」に設定しているので、数日前と今日の外気温が違うため、設定温度「24℃」を維持する燃費が違うからなのだ。

 さて、2月26日の今日は『2.26事件』の日だ。

昭和11年の2月26日午前5時頃、陸軍「皇道派」青年将校ら1500名が首相官邸や警視庁及び政権要人の私邸などを襲撃したのだが、指揮した青年将校らの(最終)目的は、当時の政権を破壊し「皇道派」を中心とした天皇親政を実現しようとしたのだ。

だが、陸軍首脳を通じて「昭和維新」を訴えられた天皇は、彼らの行動を認めず、結果行動を起こした青年将校、陸軍歩兵連隊や近衛兵らは「賊軍」だとして鎮圧されたのだ。

 この「事件」によって殺害された要人は、高橋是清大蔵大臣、斎藤実内大臣、渡邊錠太郎陸軍大将と、岡田啓介首相に間違えられた秘書官、首相官邸の警護官5名だったが、では何故に「事件」を起こしたのだろうか・・・

 第一次大戦後の日本は「世界恐慌」の煽りで経済が悪化、事件を起こした青年将校らは生まれ故郷の困窮さから国家の存亡を憂うようになり、危機の中でも政争を繰り返す「政党政治」に疑問を抱くようになった。

時に、社会主義思想家の北一輝が刊行した「日本改造法案大綱」は、「天皇を中心とする国家改造を推進すべき」と在り、これが青年将校らの「聖典」となる一方で、陸軍内部では「皇道派」と「統制派」が対立していたのだが、「統制派」が主導権を握り「皇道派」が重要ポストから遠ざけられていたのだ。

 その意味で、ウクライナ侵攻を進めるプーチン政権の「目的」は何だろうか・・・

プーチン自身は演説の中で、歴史的にも民族的にもウクライナは「ロシアなのだ」としていたが、現代を生きるウクライナ人もロシア人も、プーチンには同調していないし、増してやNATOも他国も「ロシア」へ侵攻はしません。

グローバル経済の中、モノが「侵略」するイメージを持っていると映るかも知れないが、

現実を生きる国民は、「国」と言う壁をリーダーに託しているのだ。

「夢を夢見る」独断はキンモツですよ


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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