仕事の都合で、今日の昼飯は喫茶店「去来庵」だった。
店に着くと先客と入れ替えだったので、客は僕一人となったが先ずは甘酒から頂いた。
何時ものように世間話をしていたが、車のラジオから聞いた月とブラックホールを話題にしてみた。
先ず「月」だが、「月面の地下50kmに巨大な空洞が見付かった」そうだ。
日本の月探査機「かぐや」の観測データから、月の地下に長さ50キロに及ぶ空洞が在ることが見つかった-と言うニュースをJAXAが発表したのだ。
10億年前までは月も火山活動があり、溶岩が流れ出た跡とみられ、将来の基地に適しているのでは(?)との観測が在る-というのだ。 数百年、数千年後を見据えて、月面の占拠戦争がはじまるのだろうか?
もう一つがブラックホール。 精々、極めて高密度で大質量、更に強い重力のため光も吸い込まれてしまう大きな暗黒天体位しか知らないのだが、このブラックホールを撮影するプロジェクトが昨年から始まっている-と言う。
アインシュタインの一般相対性理論発表以来、多くの科学者が理論を裏付ける証拠を発見しているが、ブラックホールについては具体的な証拠を掴めていない。 だが近年に於いては電波望遠鏡の時代となり、この電波望遠鏡を使えばブラックホールの周囲の高温プラズマが、重力で曲がることによって出来る光のリングを観測出来る-地球8か所の内、南極大陸からのデータの分析が終われば(リング確認が)可能となるらしい。
宇宙には多くのブラックホールが在り、銀河系にも大きなブラックホールが在るとのこと。
ホーキング博士は「ブラックホールから脱出可能」と答えたらしいが、僕には空想だ。
ところで「渋柿」が話題になり、「寒い地方では、甘柿が無い」と言うのだ。
ネットで検索すると、柿の産地・和歌山県の農業振興課に拠ると、「甘柿を植えても、甘い柿がならない場合が在る」らしく、平均気温が25度以上にならない東北地方や標高の高いところでは、渋み(タンニン)が抜け切れないので、甘柿にも拘らず甘くならないらしい。
だが、山形県庄内総合支庁によれば、「地球温暖化の進展に伴い、これまでほとんど山形県では栽培されていなかった完全甘柿品種が導入された」と在る。
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