みよみよ臘月尽く

 「禅」語に、「看よ看よ臘月(ろうげつ)尽く」と言う言葉が在る。

臘月とは12月のことで、12月は「油断していると、あっと言う間に(見る見るうちに)年が明けてしまう」ことを言う-のだ。  確かに12月(師走)は、年末に向けてあれやこれやと気忙しく、年賀葉書を書きながら餅を搗き、

「もういくつ寝るとお正月~♭」

大晦日から年明け行事、「オオ寒コ寒」とくちばみながら散歩道で「春」を探す・・・

そうこうしているうちに、今年5月で4回目の「成人式」だ。

小学校に入る前に、近所の友達と三輪車で遊んだこと、小学生時代は年上のガキ大将の下、夏は魚取り、秋は戦争ごっこや十五夜を遊んだこと・・・

あの頃のガキ大将も、今や病床だ。

そんなに急がなくても良いのに、光陰のように、矢のように急いで行く・・・

何処に行くの?  歳をとったらスピード上げちゃダメだよ!

先を急ぐ後輩が居れば、どうぞどうぞと譲るんだ! 

一日いちにちをジックリと楽しむんだ・・・

 散歩から帰り、我が家の(ソシン)蠟梅を見ると未だまだ元気に咲いている。

福寿草やハナモモの花芽が出て来たが、そんなに急がなくて良いよ!

 話は変わるが、

オミクロン株禍のアメリカでは、連邦最高裁がバイデン政権の「(大企業の)ワクチン接種義務化」を権限逸脱として差し留めした。  イギリスではザファウイ教育相が、

「(オミクロン株に対して)パンデミックからエンデミックへの移行期だ」言い、

政府も店内や交通機関内でのマスク着用義務を撤廃した。

生真面目というか急な展開が苦手になったのか、「特徴に相応しい効果的な対応を」と、

空気感染するオミクロン株対策として「人流抑制よりも人数制限」を挙げたのに・・・


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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