ペットカートの犬

 いつものコーヒー店で休憩して、帰宅すると5キロコースに出た。

4:30㏘過ぎだったので、田圃を歩いていると東の空に大きな月が登り始めていた。

4キロくらいまで、リズム良く呼吸を続けられたので楽しく歩けた。

 ところで、今日の出来事だが、武蔵ヶ丘カントリーに配達途中のことだった。

「ウっ? 赤ちゃんと散歩?・・・」

否、赤ちゃんがいないのだ! それどころか、カートの下で犬が寝そべっているのだ!

そう、板の上に両脚をべったり開き、目をギョロギョロさせた犬のカートを押しているのだ。

 僕には新鮮だった。 それも、30歳位の男性が犬を散歩させていたのだ。

僕らの時代にも、当然に飼い犬は居たし、部屋で飼っている人も多かったろう。

あの男性と犬の日常は?  車を止めて、聞きたくもなったが・・・、それは-無いだろう。

 ペット。 そこには、主従関係が在る-と思っていた。 

「家族の一員です!」と言いながら、リードで繋ぐ。 ペットって、虐待をするために居るの?

「飼う」「飼っている」って言う言葉、犬にインタビューしてみたいよ! 「貴方、飼(買)われているの?」

 あの男性と犬は、「家族」なんだ。 心が解り合える、「家族」なのだろう。

「人の世」のさもしさも汚さも全く無い、「暮らし」が在るのだ。 

 

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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