国会議員の当選者と落選者

 僕が住む埼玉県での選挙結果だが、埼玉7区の小選挙区の当選者(神山佐一氏)は90,841票で、次点の小宮山泰子氏は得票数78,202票で比例での当選となった。

一方、隣の埼玉10区では、小選挙区当選者の得票数85,453票で山口泰明氏が当選、次点の坂本祐之輔氏の票は66,106票で、比例代表選挙にも立候補していたのだが惜敗率で上位とならずに落選、浪人となった。

 坂本氏も小宮山氏も前議員で、共に「希望の党」公認で地盤も看板も在り、元は保守自民党出身なのだが、時の流れで希望の党から小選挙と比例代表選挙の重複立候補したのだ。

小宮山氏と坂本氏の当落の違いは、ドント方式に拠る「惜敗率」だ。

この「惜敗率」は当選者との差なのだが、「落選者の得票数÷当選者の得票数」なのだ。

小宮山氏の惜敗率「78,202÷90,841=86.0866」に対し、坂本氏は「66,106÷85,453=77.359」だ。

希望の党の今回の北関東比例区の比例復活当選者数は4人(得票総数1,154,154 得票率19.26%よって獲得議席数=4人)なので、惜敗率86.0866の小宮山氏は3位だった。

 ところで国会議員の歳費だが、「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」により、月額129万4000円と決められている。

これに年2回の「期末手当」合計額=635万円が支給され、文書通信交通滞在費と言う手当が毎月100万円支給される。  その上、秘書3人までに「秘書雇用手当」が年間2,500万円が在り、立法事務費等を含めると、年収額は6,700万円となる。

浪人生活とは雲泥の差だ。

   


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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