100ドル紙幣の日本女性

 雨の中を第44回衆院選の投票に行き、「山富貴」で蕎麦を食べ、初めての喫茶店「オデッサ」でコーヒーを飲みながらパステル画展を見て、帰宅後福岡での「実業団女子駅伝(プリンセス駅伝)予選会」を見た。 台風21号の強風とアップダウンの中での女性の闘いは、「諦めること」への戦いだが、特に最終区でエディオンのアンカー江口さん。 12位で走って来たのだが、ゴールを映している画面から姿を消したのだ! ゴールテープまで僅か20手前で・・・倒れたのだ。

 本戦への出場は14位まで。 上りの斜面を12位で来て、「諦め」たら追って来た13、14位に抜かれたろう。 苦しかった練習の日々、チームへの思いが錯綜していたろう・・・が、意識が絶えたのだ。

 昨日のTV番組「世界ふしぎ発見」は、カナダのソルトスプリング島だった。

移民大国カナダならではの多民族社会故のコミュニテイ。

ソルトスプリング島で生まれたキミコ・ムラカミは、父親の指示で故郷因島で幼少期を過ごして15歳でカナダに戻り親の農業を手伝う中で、日本人移民と結婚し新たな生活を送っていたが、太平洋戦争が勃発。  日系人は迫害こそ無かったが居辛くなり、島を出たのだが待っていたのが収容所。

終戦となり、強制労働に耐えて戻った島には自らが開拓した農場も財産も没収され一文無し。

 だが、ムラカミ一家は新たな地を開拓し、ソルトスプリング島で初めて車を購入して再び農業で生活の場を得たのだ。 

キミコさんは、ソルトスプリング島で最初に車を運転した人(大分、乱暴な運転だったらしいが・・・)で、コミュニテイの中では知れ渡った東洋人で、コミュニテイでの紙幣作りのときに多くの住民の要望が在り、キミコさんの紙幣が出来た-そうだ。

「人生には、一つのことに成功したとか失敗したとか言ってる暇は無いのだ」

 普通、人は時間を潰すことに苦心するが、才能の在る人は時間を利用することに苦心する-と言われる。  このところ、時間を潰すのに弄ぶ僕には、恵の神は素通りするのだろうが、投票時には日テレの「出口調査」に協力出来た。

なでしこジャパンのスイス戦を見た。 それぞれの選手の身体づくりが出来ていたし、雨の中だがホームゲームなので気合が入っていた。 


  

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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