稲孫(ひこばえ)

 今日も散歩に出た。 何時もなら上はランニングなのだが、今日は半袖のトレーナーを着た。

景色はあまり変わり映えが無かったが、この間までは稲が一杯に実っていた田圃がすっかり刈り終え、早めに刈り終えた切り株には、稲孫(ひこばえ)が30㎝以上にもなり、稲穂が首を垂れていた。

 散歩コースの終盤、田圃道から橋を渡ると地元の神社が在る。

今月15日は秋の例大祭で、氏子により獅子舞が奉納されるので、周辺には幟が立っていた。

「氏子が減ってねエ・・・今は(全戸580世帯中)150世帯位なんだよ」 祭典掛の友人が嘆く。

「大変だねえ。」と言うと、

「そうなんだ! 持ち回りで役(祭典掛)が来るのだけど、神社に行事が在ると出席しなければならないので、それが嫌で、氏子を抜けるんだよ」

『話は聞いているけど・・・しかし、以前に神社総代に聞いたのだが、氏子を正しく理解していなかったよ! 例えば、「宗教上の理由で、氏子を抜けたい」と言われると、「仕方ないね」と認めてしまう。 氏子は空気や水のようなもので、誰でも生まれた地域の神社の氏子になる-のだし、移住すれば移住先の神社の氏子になるので、本人が信仰する宗教に関係無く、日本に住んでいる限り誰もが氏子なんだ。 お金が支払えない人は支払わなくて良いし、役に関わりたく無い人は他の人に代わって貰えば良いので、神社を取り仕切って来たこれまでの人達の誤った認識が今日をつくっているんだ。 神社本庁のイロハに書いてあるよ」と言うと、「あっ、そう!」

 最近の田圃だが、機械化と高齢化なのだろうか(?)、刈り終えた株を耕運機で直ぐに天地返ししてしまうので、稲孫が無くなり、春のレンゲも見れなくなった。

稲だけの田圃は風情が無い。 

知事選で小池氏を担いだ音喜多都議と上田都議が「都民ファーストの会」を離脱した。

「民主主義の欠片も無い! 習近平にも劣らない独裁者だ」「都民ファーストの会の議員に情報を制限し、議員活動を制限する」 議会議員としての権利、役割を奪われて気付いた都議。

行政を執行する都庁職員にも、これまでより仕事がし難くなった不満が出て来た。

田圃も土壌環境が悪くなってはお仕舞いだ。


 

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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