「生まれは甲州松里です。 11月の半ば、真っ赤に熟した私は肌をクルリくるりとお尻の先を残して剥き取られ、硫黄で燻蒸されて紐で吊らされ、天日に1ヶ月以上も干されて皆様に披露申し上げる所存です。 例年通りとお思いでしょうが、親も歳を取り、天候にも左右される身、頑張らしていただきました・・・」
塩山上井尻の小嶋さんが、甲州百目柿で作った干し柿、「枯露柿」が届いた。
もう20年にもなるだろうか、包装紙も折箱も全く変わらないのに、食べる僕以上に小嶋さんにはご苦労をお掛けしているのだろう・・・が、蓋を開けると、柿の姿は見事に美しい・・・
話は変わるが、
人口3万人の我が街に、ヤオコー、ベルク、いなげや、ライフの4店舗がしのぎを削り、人口減少おろか高齢化が進む中で、町のトップは市街化調整区域にイオンリテールの口車に乗り「にぎわい」をつくるのだと開発許可を出し、イオンタウンとコメリホームセンターが5月にオープンする。
それが引き金かどうか判らぬが、「ライフ」は来月閉店する。
それは、大型店舗(同士)の問題だろう・・・ナンて言うなよ。
そこで働いている人たち、家族は?・・・ そこで買い物をしていた人は?・・・
生活習慣を変え(させられ)るのだ。
新型コロナやオミクロン株で、「生活の変容には慣れた」と言うなかれ! 「店」には商品を買いに行くのでは無い、求める商品が在るから行き、店側の接遇に満足して対価を払うのだ。
それはさて置き、問題は地元住民なのだ。
商売敵の商店、買い物客どころか買い物をしない住民でも、周辺道路の渋滞やら「税」の仕組みやら、日常生活に影響を受けるのだ。
出店したカラには数十年は営業するだろうナンて、在り得ない! 儲からなければ退散だ。
「ツケは住民」
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