チャンプルーの街コザ

 BS番組「日本風土記」を見た。

日本で「多様性(ダイバーシティ)」と言う言葉がマスコミで取り上げられて20年余。

今日の「風土記」は、「多様性」が息巻いているコザ社会だった。

東京などの大都市なら文化も人種も多様で、活力が求められているだろうが、沖縄の1行政区であるコザ、エイサー(祭り)の街コザが、活気の在る未来に期待が持てる「街」なのだ。

 では何故、コザが多様性の在る「街」になったのだろうか・・・

住民の日々の努力が在るのだろうが、米軍基地の存在故に多民族社会が形成されたから-と映像では表現していたのだ。  コザには多民族故の「競争」では無く「協同」社会が形成されたのだ。  コザと言う小さな街で生き抜いて行くには、共通語に依る会話と互いの協力が必要だったのだ。 

国籍は異なろうと、文化や風習を超えたごちゃ混ぜチャンプルーな街が形成され、ダイバーシティが生まれたのだ。

 バイデン政権が主導する北京冬季五輪ボイコットと民主主義サミットに対抗するように、「中国の民主(中国的民主)」白書を発表した中国。

白書は、「民主」は全人類共通の価値であり、中国共産党と中国人民が一貫して掲げて来た重要な理念である-とし、「中国の民主」を「人民民主」或いは「社会主義民主」だと定義付け、「民主主義」と言う言葉は決して使用せず、せいぜい「新民主主義」という単語を使用した中国、或いは独裁国家には、「民主」は在り得ず、「ダイバーシティ」も存在しない。

 しかし、民主主義を標榜する日本だが、官邸主導の名の下で「(独裁)体制」を形成しようとしたり、株主優遇政策を推進し従業員や地域を守る公益主義を軽視する社会、貧困化が進んでしまった。

 常に変革を求め、誰もが主役な社会を造りたいものだ



   

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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