天からの手紙・Yuki

 中谷宇吉郎は、地上に降りた雪は、「その結晶の形から、その時の大気の状態が読み解ける」として、「雪は天からの手紙」と表現した。

 ニュースで、「東京では朝から降っていた」初雪が、我が家の庭にも午後3時頃から降っては来たが、4時を過ぎると止んでしまった。 冬用タイヤを履いているのに・・・

 今日はパート先の「仕事始め」だった。 

4か所への配達を終わると、会社が設けた昼食会に出席。

そこでの話題に「ネギ」が挙がった。

 ネギは年間を通して流通するが、美味しい季節は「冬から春」に掛けて-で、東日本で好まれる「白ネギ」は、土を根本に寄せて白い部分が多くなるよう育てる「根深ネギ」だ。

 代表的なネギには「千住ネギ」と「下仁田ネギ」が在るが、「下仁田ネギ」は株が殆ど分けつせず太くて短く、下仁田以外では栽培が難しい。 

一方「千住ネギ」は白くて長い関東を代表する「分けつネギ」だ。

今では「汐留晩生ネギ」など、種苗会社が「分けつネギ」種を販売しているが、播種時期や播種方法、土壌対策等で収穫に違いが出来る。

 また、関西以西では白い茎より青い葉を使用するので「葉ネギ」が主流で、代表は「九条ネギ」だ。  そのため、葉の柔らかい「わけぎ」や「あさつき」も重宝され、博多では「万能ねぎ」が有名だ。

  話を変えるが、

北海道中札内村から生乳が届いた。  720㎖で単価は1,400円だが送料は1本1,300円。

生乳本体の価格は理解するも、送料を1本1本払うのは製造する側の都合。

だが、製造する側の思い(想い)を実現するには「瓶詰め」以外は無いのだろう。

ヒトの営みはその人その人の「想い」が在る。 その人そのひとを繋ぐには、話し合い理解逢うことが必要だ。



毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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