僕が住む地域の可燃物収集日は毎週火・金曜日なので、昨日は家の裏の県道沿いを凡そ2km、ゴミ拾いをした。 もう2か月も収集していなかったので散歩の行き返りでもゴミが気になり、大きめのゴミ袋とレジ袋を持って、軍手をしてゴミ拾いトングで開始した。
何時ものように、ボトル缶コーヒーや飲料水はキャップが閉めてあるのでキャップを外し、残り分を出す。
缶コーヒーは、棄てたばかりのものは残り分をこぼせば良いのだが、数日経過すると虫が入って死んでいるので、それ等を出してレジ袋に入れる。
燃えるゴミで多いのはタバコだが、手袋やタオルも在り、1㎞も歩くとゴミ袋が一杯になるのでその近くの集積所に入れる。 昔は歩道沿いの雑草取りもしたのだが・・・
夕方になり、裏の田圃コースを散歩すると、曼珠沙華があちこちに咲いている。
鮮やか赤色は木々の緑や稲穂の黄色に映えて、情熱的で美しささえ感じます。
正式名は「彼岸花」だが、鱗茎(球根)に毒性が在り、田圃の畔などには「モグラ対策」で植えたので、今でも畔に曼珠沙華が多く見られるのだ。
だが、ネットで検索すると、彼岸花の球根は毒性部分が水溶性なので、球根を粉砕し流水に晒して粉化すると、葛粉や片栗粉馬鈴薯でん粉同様食糧となるため、救荒食物として重用されていた-とある。
例え不作の年であれ、農産物を「年貢」として取られる「農家の生きる上での知恵」なのだ。
現代の「年貢」税金は個人の責務だが、幕藩時代は地域で賄い納める。
耕作面積当たりに割当てが在ったが、耕地当たりに納めたので、そこに「結い」が生まれ、集落の共助、相互扶助精神が出来たのだが、明治維新で取り入れられた間違った個人主義文化で破壊された。
今からでも、この日本的文化を取り戻して優しい日本を作り替える必要が在ると思う。
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