僕が住む町は、実質的に1昨年から人口減少に入り、空き家率が県内1の凡そ20%で15年後は35~40%と想定し、町の将来像も「コンパクトシテイ化」として市街化区域に集中させようとしているのだが、不思議なことに近くの「市街化調整区域」の僅かな農地が住宅分譲地に転用されたのだ。
農地の所有者の都合なのだろうが、空き家が多くて困っている筈の町が、町長が選定した農業委員会が農地から宅地への転用をあっさり認めたのだ。
責任能力に欠ける者が委員になった故なのだろうか? 開発業者(不動産業者)と首長の癒着構造なのだろうか? それとも、無関心な住民ゆえなのだろうか?
元々この町のリーダーだろう者に、「町づくり」意識が在ったのだろうか?
結果から見れば「無かった」のだ。
この町は、町外の業者に手玉に取られるように金儲けの舞台なのだろう。
貧困な能力のリーダーを選んだ住民の責任なのだろうが、逃げ出したいからと言って逃げれば良いものでは無い。 渋沢平九郎は逃げ出さなかった。
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