川場村からみなかみ町散歩

 久し振りに関越道を下って沼田で下りた。  みなかみ町の温泉宿「上越館」に行くのだが、我が家から3時間もあれば到着するので時間つぶしで下りたのだ。 

 人口3,600人余の群馬県の小さな川場村だが、平成の大合併でも単独生き残りを選んだこの村には、今でこそ「世田谷区の健康村」として発展し、道の駅「川場」は年間150万人もの集客力が在り、「道の駅日本一」なのだが、そこを通り過ぎて花の寺「吉祥寺」に向かった。

沼田インターを下りて車で20分程度の距離だが、昼飯も食べずに出て来たので吉祥寺の手前にある酒造会社「永井酒造」が経営する蔵カフェ「古新館」に寄った。

永井酒造は地酒「水芭蕉」をはじめ、1886年(明治19年)創業の県内では有数の酒蔵で、2015年に酒蔵を改修して「古新館」蔵カフェが出来たのだが、ここの丼「川場丼」が美味しい。

醤油麹のそぼろと塩麹の赤城鳥のソテーの丼で、お味噌に代えて酒糟の汁が付くのだ。

又、永井酒造の酒米「山田錦」精米60%の甘酒を買い、ちかくの寺「吉祥寺」へ向かった。

花の寺なのだが今の季節、目立ったのは所々に咲くシュウメイギクと駐車場近くの蓮だった。

この地川場は冬は結構雪が降り、村内の武尊山にはパウダースノーのスキー場が在るくらいで「境内の松は全部雪吊りをしなければならないので大変です」と寺の説明だった。

更にこの付近には蕎麦屋「和太名部」が在り、食するに値する蕎麦屋だ。

兎に角、川場村は地域を活かした面白い村で、米も旨いし、リンゴなどの果物の産地でもあるのだ。

 みなかみ町の「上越館」は、川場からひと山越せば直ぐで、一晩ゆっくり過ごせた。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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