ひとり忘年会

 「お身体の調子はどうですか?」

今日は、街のクリニックに転移して数回目の通院日だった。

診察室に入って椅子に座るや否や担当医が聞いて来た。

「はい、調子いいですよ!」

当たり前だろう・・・通院して目の前に居るのだ。

結局のところ、医大時代から続く、全く同じ血圧降下剤と痛風の薬の処方箋を貰い、血液検査のための採血で終わり、医大の傍の薬局でクスリを貰い、「山富貴」に向かった。

「今日は早いですネ」

「ええ、今日は採決日で、早く終わったので・・・」

いつもの席に座り新聞を見ていると、「田舎蕎麦」と白子入りの碗が来た。 すると店員が、「これは白子の・・・」と言い始めたが、後はムニャムニャ・・・

白子入りの「変わり蕎麦」と言えば、盛岡市に「たちこ蕎麦」が在る。

碗を取り、汁を啜ってみるとカツオだしだったので、早速蕎麦を入れて味わった。

柔らかな白子を十割蕎麦に絡ませ咽喉を通すと、「旨い!」

温かい汁も残さず頂いた。

 が、今日は朝飯抜きで早昼飯だったので、コーヒー代わりにレモンサワーを・・・と注文すると、「アルコールが在りますので・・・ノンアルコールビールにされた方が・・・」

なので、ノンアルコールと「野菜天ぷら」と「そばがき」で、ひとり忘年会をした。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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