今日から始まった女子ゴルフ「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」大会初日の5番ホール379ヤード(パー4)で、山田成美プロが「+11」の15打となった。
「+11」は、女子プロゴルフ大会でのワーストスコアだとのこと。
アマチュアでは、ゴルフ場でデビューするには同伴者に迷惑を掛けないよう努めるし、池が在れば池越え打をせず遠回りしてでも安全策をするのでスコアは落ちる。
プロだから1打でもスコアメイクしようとして、結果的にスコアを落とすことは当たり前に在ることだろう。 だが、プロとは何か(?)である。
プロは、結果を出すために、技術(プロセス)を改善することに執着するであろう。
否、プロは結果を引き出す一定の技術を会得した故に得た資格だろう。
こうすればこうなる、ああすればこうなる-結果を求めるために寸時に最良の判断する。
ミスれば、帳消しは出来ないがカバーすべく努力する。
山田プロはどうだったのだろう。
379ヤードのテイーショット(第1打)は凡そ220ヤードでフェアウエーに。 残りの距離160ヤードの第2打は、グリーン手前に池が在ろうとも距離感だけだから難しいことは何も無い-ので、7番アイアンを選んだ。 結果は、池ポチャ。
1罰打を加え、ピンまで75ヤードのところで、52度のウエッジで打つも再び池に・・・。
彼女としてみれば、「75ヤードは52度でピタリと寄る距離」なのだろう。
もう一度やり直したが、ボールは一旦グリーンに乗って傾斜で池に・・・。 そこで10打目をグリーン手前のカラーから打ったが、これまた傾斜面を登り切れずボールは池に。
ウエッジを48度に変え、打ったボールはグリーンオーバーし反対側のラフへ。
13打目のアプローチだったが、これまたグリーンに乗らず、14打でグリーンオンし、ワンパットの15打。
「怖がって、ちゃんと打てなかった。 もっと大きいクラブで打てば良かった」
最善の選択と準備を進めるのがプロなのに。
0コメント