6日夜のロンドンでの世界選手権マラソンではアフリカ勢との実力差が在ったにも拘らず、川内、中本の頑張りは入賞こそ逸したが9,10位となり、2020に向けて好材料となった筈だ。
「一歩引いて落ち着いて走り、勝負所で前に行く」-川内優輝は揺さぶられ難い位置を取る重要性を強調する。 実力を度外視した“走りたがり屋”や目立ちたがり屋、通称「ラビット」を後ろから追い掛ける走法が実力に気力が加わり重要なのだ。
そのため、オリンピックや世界選手権以外のマラソンでは、20、30kmまではペースメーカーを置いて「ラビット」を防いでいる。
一方、人(心臓)の鼓動回数だが1分間で凡そ70回。 なので、1日(70×60×24=)では100,800回。 生涯では80年とすれば、100,800回×365×80=2,943,360,000回だ。
人間1生涯で、心臓君は30億回も拍動するのだが、友人が先日救急車で運ばれ、ペースメーカー植え込み手術を受けて昨日退院したので見舞いに行った。
「日常生活で注意しなくてはいけないことって、在るの?」と聞くと、
「右鎖骨の下方部の皮下ポケットに植え込んだので、右手を90度以上挙げないように固定しているので一人では服が着れないんだ。 それに、縫合した部位から雑菌が入らないよう入浴しなければいけないんだ。」
何れにしても歳は取るのだが、それに応じた知識も取り入れて行かないといけない。
歳を取ると、何事も「面倒くさくなる」のだが、少しずつでも追い付く努力が必要だ。
この辺は、個人の努力では難しく、ソーシャル・キャピタル(社会・地域に置ける人びとの信頼関係や結びつき)が重要。
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