今日は火曜日なので、喫茶店「去来庵」にしたのだが、女性3名の先客が居たので、2人掛け用のテーブルにそっと座った。
やがて、「今日は、アサリとポルチーニ(キノコ)のイタ飯です」と言いながら、別皿の漬物類がテーブルに並んだので、テーブルに飾って在った見慣れない野菜風なものを聞いた。
「ビーツです。これがそうです」と、言いながら赤色の漬物を指差した。
地中海生まれのビーツは、欧米では一般的な野菜で、ボルシチ等に使われるとのこと。
ビーツはカリウムや葉酸を多く含み、しかもその赤い色はポリフェノールを多く含んでいるため、高血圧予防、心筋梗塞や脳梗塞予防、動脈硬化予防に良い-とされているのだが、店主は「地元のJAに聞くと、消費者が要望しないので、生産者が二の足を踏んで生産しない-と言っている。」と言うので、地元で農業を頑張っている「ふうわりファーム」の松下倫之君を思い出し電話した。
「暫くです! 今どこですか? えっ、畑? 僕は××付近を走っているんだけど、会えます?」
「いいですよ!丁度これからその付近の畑に行く予定なんです!」
5分もしないで松下君が来た。
「久し振りです! ところで、ビーツを知っている?」
「知っていますよ。作っていますよ僕も・・・。 北海道では普通に栽培していましたから・・・、ですけど、ここでは一般の消費者には出していないんですよ。」
僕ら高齢者にとって必需品なのに、なぜ求めないのか? 取り敢えず、「去来庵」を紹介し、「ふうわりファーム」のパンフを受け取った。
少し、風を吹かそうかな!
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